Quadpack Wood バイオマス プラント操業開始
グローバルなビューティ パッケージング プロバイダーである当社はサステナブルな生産への投資で、社会や環境にポジティブなインパクトをもたらすことを目指します
2020年9月はQuadpack Woodの歴史において、重要な転換期になります。今月スペインのトレロに拠点を置く木材のコンポーネント工場は、新しいバイオマスプラントにより、カーボンニュートラルへの重要な第一歩を踏み出します。Quadpack Woodは自社の木の廃材を使用して、工場の乾燥機、加熱、エアコン用のエネルギーを生み出します。つまり化石燃料の必要性を排除できるのです。
Quadpackのサステナブル ストラテジーは製品や人だけでなく、プロセスをも包含しています。このバイオマス プラントは自社工場から排出される炭素量の削減という長期にわたるプロジェクトの結果です。2百万ユーロの投資と9ヶ月の建設期間を経て完成したこの新しい設備は、Quadpack Woodをイノベーティブでサステナブル生産の最先端に押し上げました。
「Quadpack Woodはビューティ パッケージング用の木製コンポーネントのパイオニアとして、調達から廃棄まで よりサステナブルなサプライチエーンを確実にする為に、道を切り開いて来ました。」とQuadpack Woodのチーフ アルケミスト Joan Colomerは言います。2016年に環境基準を上回る揮発性有機物の排出量を削減する為に、最先端の再生熱酸化機を工場に配備しました。2017年には、再生可能資源から供給される電気の使用を開始し、このプロジェクトは成功し今ではQuadpack全生産現場に取り入れられています。
全ての原材料は、透明性のある流通過程を確実にする為に、持続可能に管理された森林から調達されていて、そのほとんどがヨーロッパです。
Quadpack Woodはこの分野において、FSC®(森林管理協議会)とPEFC™ (PEFC森林認証プログラム)両者から認証を受けています。サステナブルに関する当グループの実績は、企業のCSR格付けを行うEcoVadisのシルバーメダルを獲得しています。今後の計画は更に前進したものになるでしょう。-例えばソーラパネルへの投資による、再生可能エネルギーの供給を増やす事などです-当社は、地球や社会へポジティブなインパクトをもたらす事にコミットをしています。